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がんリスク検査を尿検査で手軽に。Craif共同創業者・小野瀨隆一氏が目指す未来のヘルスケア

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今、日本では2人に1人が「がん」になると言われている。自分が罹患する可能性も大いにある中で、がんになるリスクの高さや低さをあらかじめ知ることができたら、日々の健康管理にどれほど役立つことだろう。

そんな想いに応える次世代のがんリスク検査「マイシグナル®︎」シリーズを提供するのが、Craif株式会社だ。「マイシグナル・スキャン」は、自宅で尿を採取して送るだけで、大腸がん、肺がん、胃がん、乳がん、膵臓がん、食道がん、卵巣がんの7種のがんリスクを判定することができる。それを可能にしたのが、「尿中のマイクロRNAを捉える」という大学発の研究シーズだ。

Craif 代表の小野瀨 隆一(おのせ・りゅういち)氏は、自身の祖父母ががんに罹患したことをきっかけに、「がん」をテーマとした創業を決意。投資家の紹介で上述の技術を開発した東京工業大学 安井 隆雄教授(技術開発時は名古屋大学准教授)と出会い、その可能性に感銘を受け、安井教授とともにCraifを共同創業した。今回、そんな小野瀨氏にインタビューを実施。創業エピソードから目指す世界観、会社のカルチャーまで、じっくりと話を聞いた。

がんのリスクを尿から判定できる次世代がんリスク検査「マイシグナル®︎」とは

改めて、貴社の事業内容を教えてください。

弊社は、がんを早期に発見する技術を保有し、それをもとに「マイシグナル®︎」というプロダクトをシリーズで提供している会社です。

コアとなるプロダクトは「マイシグナル・スキャン」です。これは、尿中のマイクロRNA(細胞間のコミュニケーションを担う伝達物質の一つ)をAIで解析することで、現在の自分のがんリスクを七つのがん種別に調べられる検査で、ステージ1のがんも検知することができます。検査の精度も高く、9割前後の精度で自身のがんリスクを確認することが可能です。また、がん種ごとに結果を出せますから、もしリスクが高い項目があったとしたら、その先の行動改善やさらなる検査につなげることができます。

プロダクトは今後もラインナップを広げていく予定です。検査可能な病気の数を増やすことはもちろん、唾液から遺伝子を解析し、病気の先天的なリスクを判定する「マイシグナル・ナビ」を足がかりに、予防につながるようなプロダクトも現在準備を進めています。

貴社のコア技術は、どのようなものなのでしょうか。

「尿中のマイクロRNAを捉える」という技術です。この技術は、弊社の共同創業者であり、技術顧問の安井 隆雄が大学で研究を進める中で開発しました。そして、尿中のマイクロRNAを定量化し、データをAIで解析するアルゴリズムも弊社が独自開発したものです。データや結果を安定的に出せるよう、ラボの自動化や効率化も行っており、オペレーションを最適化しています。

尿を採取するだけでいい「マイシグナル®︎」なら、気軽に検査を受けたくなりますね。大腸内視鏡検査を受けたことがあるのですが、前日夜から準備がありすごく大変でした。

まさにその「大変さ」が、日本のがん検診受診率を低くしている一つの要因なのではないかと思います。人は基本的に面倒くさがりなもの。どれだけ精度の高い結果が出るのだとしても、検査をするときに痛みが伴ったり、がん種ごとに異なる検査を別々に受けなければならなかったりすれば、目先の危機感がない場合、どうしたって積極的に検査を受けようという気持ちにはならないでしょう。

そうした現在のがん検診における課題を超えられるよう、自宅で実施できる簡便な検査を設計しつつ、出てくる結果の精度は高いという点にはとてもこだわって開発を進めてきました。

実際にがんの早期発見につながった事例はありますか?

現在、個人のお客様と法人のお客様に「マイシグナル®︎」をご利用いただいており、後者の法人のお客様からは、福利厚生の一環として導入したところ、従業員の大腸がんの早期発見につながったというお話を伺っています。その従業員の方は早期治療を受け、その後無事に職場復帰ができたそうです。この事例は、僕らとしても初めてのがんの早期発見となったため、本当に嬉しかったですね。がんで苦しむ方や亡くなる方を減らすために始めた事業ですから、こういう事例をもっと増やしていきたいと改めて思いました。

祖父母のがん罹患がCraif創業の大きなきっかけに

そもそも、小野瀨さんはなぜ、創業テーマとして「がん」を選んだのですか?

愛犬の死をきっかけに人生の有限性に気づいたことと、祖父母ががんに罹患したことが大きなきっかけです。がんに目を向ける直接的なきっかけをつくったのは、後者の経験です。

20代のころは、私もほかの人たちと同様に、がんは自分の人生にはあまり関係のないものだと思っていました。でも、祖父母ががんになったことで、関心の度合いが大きく変わって。特に祖母はがんが見つかったとき、余命1ヶ月でした。祖母のがん罹患の話を聞いたとき、僕は本当にびっくりして、やせ細っていく祖母の姿を見ながらいろいろと考えてしまいました。

祖父は悪性度が低かったため、最終的には老衰で亡くなることができましたが、それでもがんの治療方針を決める際は本当に大変でした。そのため、セカンドオピニオンをもっと手軽に受けられるサービスなども事業化を検討したことがあります。

そのような中で安井教授の研究シーズと出会ったのは、どのような経緯があったのでしょう?

ベンチャーキャピタルであるANRIの鮫島 昌弘さんに紹介していただきました。僕ががんをテーマにした事業計画書を持って行ったところ、「それなら大学に良い研究シーズがあるよ」と引き合わせてくださったのが安井だったんです。

安井の研究内容を知るにつれ、これはすごいと率直に感じました。2018年2月に研究シーズを紹介してもらって、3月には安井に直接会って話をして意気投合し、5月には創業していました。

すごいスピード感ですね……!もともとサイエンス領域での起業志向があったからこそ、いち早く起業できたのでしょうか。

このスピード感はかなり稀なほうだと思います。Deep Tech(ディープテック)系のスタートアップの場合、論文が出てから創業までに1年以上の時間がかかることも珍しくありません。

僕の場合は運が良かった部分も多分にあるという前提のうえで、僕の興味関心がどうだったかをお話すると、起業志向もサイエンス領域への興味も、もともと持っていたタイプでした。僕は文系出身ですが、以前からテクノロジーが好きで。人類は弱い存在ですが、サイエンスの進歩によって大きな発展を遂げてきた歴史があります。僕もそんな風に、人類にとって一番重要な課題をテクノロジーで解決したいという想いをずっと持っていました。だからこそ、「がん」をテーマに選んだ部分があります。

また、起業志向については、新卒で三菱商事に入社した後に芽生えました。三菱商事ほど大きな会社になると、当たり前ですが、若手は現場のプロジェクトで何かを決めたり、お金を稼ぐことは難しい。そのことに少しフラストレーションを感じ始めたとき、世の中が民泊ブームになっていたので、自分で民泊事業をスタートさせてみることにしました。実際に事業をやってみたところ、それがとても楽しくて。そしてそれ以上に、民泊事業を通じて、「シェアリングエコノミー」という概念を生み出したスタートアップのすごさを実感しました。そこで、いずれ自分もスタートアップをやってみたいと思うようになったんです。

安井教授と出会った2018年2~3月は、まだ三菱商事に勤めていたころですか?

勤めていましたが、すでに起業を固く決意して、辞めることを会社にも伝えていた時期でした。というのも、入社してから天然ガスの輸送船を扱う部門にいたのですが、2018年に入るころ、自動車部門への異動が控えていることが分かったんです。僕としては起業したい気持ちが強くなっていましたし、ちょうど携わっていたプロジェクトも一区切りついたころでしたから、これはもう今辞めてしまおうと考え、まだ自分の会社の事業内容はなにも決まっていなかったものの辞表を提出しました。

退職が決まったころ、並行して投資家に壁打ちに付き合っていただきました。事業を決めずに退職することになった私でしたが、意外とそれが投資家の方々に評価していただけて。特にANRIの鮫島さんは、研究シーズと起業家のマッチングをされている中で、会社員をしながら起業しようとした方が最終的に起業を諦める状況を何度も見てきたそうなんです。そのため、余計に僕のことを「気合いが入ってるね」と面白がってくださいました。

研究シーズの「筋の良さ」が早期事業化の鍵に。創業時には人材集めの苦労も

研究シーズの事業化は、大変な部分も多かったのではないでしょうか。

すごく大変でしたね。第1ステップとして、研究室で成功した技術を自社で再現することが非常に難しくて。どこかの飲食店のマル秘レシピを教えてもらって、それを自宅のキッチンで完全再現することが難しいことと似ている。そんな風に例えると、この難しさが伝わるでしょうか。

研究成果の中には、言語化されていない部分も実は多いもの。例えば実験では、その研究室の熟練の技術者が「神業」のような繊細な手つきで作業をすることによって、精度の高いデータが得られているという状況もよくあります。そうした非言語の技術やコツなどを自社で再現できるよう、一般化することは本当に難しかったですね。

とはいえ、大学の研究シーズとマッチングして起業した多くの起業家は、きっと僕と似たような状況を経験していると思います。僕らが安井の研究をビジネス化までこぎつけられたのは、やはりシーズの筋が良かったからです。筋や方向性の良いシーズでなければ、どれだけ頑張っても事業化は難しかったと思います。

研究シーズと出会ってから、自社で研究開発を重ね、実際に事業化するまでにはどれくらいの時間がかかりましたか?

丸4年の時間がかかりました。でも、これはかなり早いほうです。5年以内に事業化するDeep Techスタートアップはほぼいないと思います。

事業化を進めるうえで、人材の確保も重要なポイントだったかと思います。

人材集めは本当に大変でした。今でこそスタートアップへの転職は当たり前になっていますが、当時は研究者がDeep Tech系のスタートアップで研究するという概念はほとんどなかった時代です。また、研究職を採用できたとしても、研究職メンバーに「真理の追究」という科学的な態度で仕事に臨むのではなく、実用化を目指すほうへとマインドを変えてもらうことにも非常に苦労しました。実用化するためには、スピードも大切。100%完璧な研究開発は成し遂げられません。絶対に譲れないポイントやラインを決めたら、そのほかはある程度のところで妥協して、「今出せるもの」でサービスをつくっていくことも必要です。でも、研究者としては、ヘルスケアに関わるものだからこそ余計に理論や技術として完璧で洗練されたものを目指したくなってしまう。ここのバランスを取ることには、頭を悩ませました。

創業当時、実際の人材採用はどのように進めていかれたのでしょうか。

創業当初は、何はともあれCTOがいなければ事業化が難しかったため、人づての紹介でCTOにふさわしい方を探していきました。弊社の事業領域の難しいところは、安井の技術が半導体をベースにしたものであり、そこへの理解が必要なことと、さらにAIやバイオテクノロジーの知識も必要な点にあります。そのため、ある程度のバックグラウンドがありながら、高い学習能力を持って技術面をすべて統括できる方を求めていました。

そういう意味で、現在CTOを務めてくれている市川は本当に天才的なほどに能力が高く、CTOに最適な人物でした。彼と出会ったのは投資家がきっかけです。僕と出会ったころは、彼がちょうど製薬会社から戦略コンサルに転職することが決まっていた時期だったのですが、3ヶ月ほど弊社の事業を手伝ってもらった際に「この人だ!」と直感して、彼が転職する2週間前にCTOとしての参画を決めてもらいました。

市川の入社後、会社としてやるべきことがあふれ返っていたことから、市川の要望によりCOOの水沼を採用。彼女は製薬会社とマッキンゼーで仕事をした後、デジタルヘルス分野のスタートアップを起業していました。僕の初仕事として彼女のリクルーティングを行い、創業1年ほどで現在の経営体制が出来上がりました。

採用や人事評価では、仕組み化を徹底

貴社にはどのようなカルチャーがありますか?

文化としては、目的達成主義の色が濃いですね。加えて、ミッション・ビジョンを達成するために、五つのバリューを設定しています。詳しくは採用ページをご覧いただきたいのですが、それを体現すれば成果が出せるような内容を掲げているので、バリューの浸透にはかなり力を入れています。

バリューを浸透させるために、具体的にどのような取り組みを行っているのでしょうか。

採用選考の際に性格診断アンケートを受けていただくのはもちろん、入社後も僕らが独自で作成した「バリューテスト」を定期的に受けてもらっています。このテストを受けることで、ご自身の現状が弊社のバリューとどの程度離れているのか、あるいはマッチしているのかを点数として可視化できるんです。

各メンバーの現在地が分かれば、改善策もアドバイス可能です。特に入社してから半年間は、入社後1ヶ月、3ヶ月、5ヶ月のタイミングで、入社者の直属のマネージャーが事実ベースで業務のレビューを行い、マネージャー以上のメンバーに共有し、共通の認識を持ったうえでバックアップしていきます。同時に入社者に対しても、何が問題で、どこが良いところなのかを、直接フィードバックしていきます。弊社は全社員が採用時は無期契約ではなく、まずは半年間の契約からスタートします。この期間は入社したメンバーと弊社が、Craifへのカルチャーフィットをお互いに見極めながらコミュニケーションを取る大切なシーズンになっています。

その後、無期契約へと転換した後は、半期ごとに各メンバーに対してレビューを行います。実力さえあれば年齢・性別・国籍・学歴など、バックグラウンドを問わず評価されるので、成果を出せばどのような方でもフラットに昇給やポジションアップを叶えることが可能です。

このようなカルチャーをお話すると、弊社の人間関係に対してすごく冷たい印象を持たれる方も多いのですが、そんなことはありません。非常に仲の良い会社です。もし仮に成果があまり出せていなかったり、バリューとかけ離れてしまった部分があるのだとしても、その方がレビューをもとに懸命に変わろう、変えようと努力されているのであれば、会社としては機会を与え、周りのメンバーは成果を出せるよう後押ししてくれます。社員もそうですが、投資家やお付き合いする病院なども含めて、自分たちのカルチャーに合う人たちとともに事業成長を目指していきたい、そういう会社です。

採用や人事評価、人材育成について、非常にシステマチックにやられているのですね。

極力個人に依存しない形で組織を回していくことは、強く意識している会社かもしれません。採用面接に関しても、過去の失敗経験をもとに面接官用のチェックリストを作成しており、それをもとに候補者の方の合否を判断したり、懸念点の申し送り等をしたりすることで、弊社にマッチした人材を採用できる精度を高めています。

バリューテストをつくるなど、仕組み化が文化として根づいているのは、CTOの市川やCOOの水沼の影響も大きいです。彼らは仕組み化が得意で、僕もそのすばらしさを毎年のように感じています。特に採用や人事に関しては、仕組み化することで問題の予防や早期解決にもつながります。

「野性味のある人」「逆境を前にやる気が出る人」に入社してほしい

今後、どのような方に入社していただきたいですか?

野性味のある方に来ていただきたいですね。弊社は事業柄、博士号を持つ優秀な方々が多く活躍されているのですが、一方で実は中学卒、高校卒で士業やエンジニアになったというような経歴の方もかなり活躍されているんです。そういう方々は、勉強ができなかったから高校、大学に進学しなかったというよりも、その時々で自分の感情ややりたいことを大切にしたり、家庭の事情を考慮して自ら社会に出ることを選択したりしてきた方が多い。そのため、自分の頭で考えて行動し、その時々の状況に臨機応変に対応できる方が非常に多いと感じています。

弊社としては、受け身で仕事を待っている方よりも、自ら道を切り開いていけるような方に来ていただきたい。そういう意味で、野性味のある方は大歓迎です。理系出身であるか、文系出身であるかも関係ありません。事業開発チームはむしろ文系出身の方が多いですが、皆勉強会等でバイオ分野の論文を読めるレベルまで自身を引き上げ、技術の理解に努めています。

それから、何か光るものが一つでもある方にもぜひお会いしたいです。そして、仕事をすることが好きで、仕事の成果の報酬は次なる大きな仕事という形が一番嬉しい方や、仕事で困難が生じたときにうろたえるのではなく、俄然やる気が出てしまうような、逆境のほうが楽しくなってしまうような方には、弊社の環境はマッチしていると思います。

もちろん、朝から夜遅くまで働けということではなく、各々に家庭の事情もあると思いますから、それに合わせた働き方をすることが可能です。僕自身、プライベートでは子育てをしているので、今週は月水金と保育園のお迎えで18時に退勤しました。自分の置かれた環境の中で、最大限仕事に打ち込みたいという方にとっては働きやすい会社だと思います。

貴社の今後の展望をお聞かせください。

最終的には、がんが無意識に予防されて発見される世界をつくりたいと思っています。そのためにも、「マイシグナル®︎」シリーズなどを通じて、自分に最適な病気の予防行動を知ることができたり、病気のリスクを知ることができたりするようなサービスを整えていきたいです。理想を言えば、1ヶ月に1度、尿のデータを自動で採取して結果が出てくるような仕組みもつくれたらいいなと思います。誰もがナチュラルに検査と向き合って、安心を買えるような社会、もし検査で何か悪い結果が出てしまったとしても、早期発見だから完治・寛解が目指せる社会になれば、病気を劇的に減らせると信じています。

プレシード、シード期のスタートアップへ、応援メッセージをいただけますか。

プレシード、シード期のスタートアップは、乗っている船の底に無数の穴が開いているような、そんな大変さがあると思います。その穴をすべて塞ぎたくなる気持ちも分かるのですが、一番重要な穴だけを塞いで、あとは無視して前に進むことも重要です。創業初期のころは本当にいろいろなことが起こりますから、とにかく会社として成長していくことだけにフォーカスしたほうが良いと思います。

あとは、そのくらいの時期の創業者は、社会から消えてしまった気分になることも多いかもしれません。僕自身もそうでした。起業したものの、取引先も同僚もいないですし、給料も下がってしまって、資金調達のニュースを出すまでは本当に何もないと感じていました。でも、プレシード、シード期のスタートアップはみんな同じ状況にあります。あまり気にせず、泥をすすって前に進んでいってほしいなと思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

スタートアップへの転職を考えている方は、スタートアップならではの風通しの良さなどに憧れているというケースも多いかもしれません。でも、風通しが良いということは、自分の良いところも悪いところもすべてさらけ出さないといけないということと表裏一体です。もっと言えば、自由な働き方ということは、それだけ成果が求められるということですし、年功序列ではないということは、入社後5年経った自分が入社して半年の人に成績や昇給などで抜かれる可能性もあるということです。

転職を考えている時期は、スタートアップの良いところばかり見えてしまうと思うのですが、改めて悪い部分も意識してみてください。それを超えてもなお本当にやりたいことのある会社なら、行ったほうがいい。でも、つらいことや大変なことを前に気持ちが揺らいでしまうのなら、転職を考え直した方が良いのかもしれません。

とはいえ、あまり頭を抱え込みすぎずに、一回転職してみるのもありですよね。今は出戻りも可能な時代ですから。本当に駄目だった場合は、またそこから次の道を考えたらいい。スタートアップの良いところも悪いところも、両面を見据えながら、ご自身にとって最適な選択をしていただけたらなと思います。