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衛星データAI解析プラットフォームを提供するサグリ、「ACTABA」「デタバ」に続き、圃場分析アプリ「Sagri」を提供開始

2018年6月に兵庫県で創業し、衛星データとAI技術・区画技術を活用したデータプラットフォーム事業の開発・提供を行うサグリ株式会社は、2022年8月30日に圃場(ほじょう)の状態を可視化し農業生産者様が圃場管理を効率化するアプリ「Sagri」の提供を開始したことを発表した。農地状況把握アプリ「ACATABA」、作付調査アプリ「デタバ」に次ぐサービスとなる。

Sagriのアプリ画面サンプル

アプリ開発の背景として、農業生産者の圃場管理コスト削減を掲げる。目視での管理には限界があり、かつ、化学肥料の価格が2021年から2〜3倍に高騰している中で適正施肥をする必要がある状況。「Sagri」では従来開発を進めてきた衛星データAI解析技術を活用し、圃場管理機能をサービス化するに至った。Sagriに搭載された土壌診断モデルは、CTO田中貴(たなか・たかし)氏の基盤技術に加え、農林水産省データ駆動型土作り推進事業の補助事業等を通じて取得した土壌分析データを教師データとして開発してきており、Local Innovation Challenge HOKKAIDOの事業を通じて北海道新篠津村にて実証。また当社が本社を構える兵庫県丹波市でも農家と連携し実証を実施。近年課題となっている脱炭素への貢献も目指すとともに、今年度は農家に対し土壌分析機能を無償で提供するという。

同社は、2021年6月にリアルテックファンドなどから総額1.55億円を調達、ひょうご神戸スタートアップファンドにおいては第一号案件となっている。2021年度農林水産省農林水産技術等大学発ベンチャーに認定され、 近畿経済産業局より、J-Startup-KANSAIに選出。環境省スタートアップ大賞事業構想賞受賞や東洋 経済2021すごいベンチャーにも選出された。国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学により岐阜大学発ベンチャーに認定されている。 

編集部コメント

農地状況把握アプリ「ACTABA(アクタバ)」、作付調査アプリ「デタバ」に続き、衛星データと解析技術を活用した3つ目のサービスとなる「Sagri(サグリ)」。グローバルでサービス展開し、インドでは約1,000の農家と提携しているそう。国内でもJAを通した農家との連携を模索しているとのことで、今後の普及に注目。

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